ドクダミがこんなにきれいだった!


今、関ケ原の畑に咲いているのはドクダミ。
炎天下なのに、伸び伸びと競って上へ上へ、
伸び伸びと花を咲かせているようでした。

ドクダミは家の裏側の隅とかトイレの近く、
ジメジメした湿気の多い所に生えている
印象が強く、ずっと何となく避けたいような
汚いイメージの草でしたが、

ヨーロッパでは園芸用の草花として、
花壇に植えられているということを
知ってから、
違う目でドクダミを
見るようになり、
ドクダミに対する
イメージが変わって
きました。
園芸用の八重咲きのドクダミや
五色ドクダミ(トリカラー)は、
ドクダミ(野草)には見えません。

今日元気に咲いているドクダミを見ている
うちに、ドクダミ茶を一度作って試して
みようと
思いました。
摘んでみると、とても美しい花束に。

帰宅して花瓶にも挿してみると、
萌黄色の葉は
柔らかく、赤の縁取りが
可愛らしく、
真っ白の花とのコントラストが
とても美しい。
完全に今までのドクダミの
イメージが
拭い去られてしまいました。

今までドクダミの濃緑の葉の印象も、
それが汚いイメージにつながっていた感じ
ですが、それは花が終わってからの色だと
いうことが、わかりました(実際は花びら
だと
思っていたのは、総苞とよばれる花を
保護する為の
葉が変形したもの。
山法師の花の白と同じもの。

花は雄しべだと思っていた黄色の部分。
小型の花が密集)。

今週はずっと高温の晴れ続き。
かごに入れて早速ドクダミを乾燥させて
みました。
猛暑の為2日間でカラカラになってしまい、
乾燥した白い花も葉も、美しく清潔感満点。
早速食後にドクダミ茶を淹れてみました。

お茶はイメージ通り、ドクダミっぽい香りと
味でしたが、そんなにきつくはありません
でした。冷やせば尚飲めそうです。

生薬名は十薬(じゅうやく)だそうです。
時々飲んで夏の疲れを吹き飛ばしたいです。

2022年7月2日

 

 

 

 

 

日々是好日

前の記事

母子草の危機