関ケ原の藤の花
関ケ原の山々では、
丁度藤の花が満開!
お昼を頂いた関ケ原鍾乳洞の
玉倉部そば(美味しい)の横に
藤棚がありました。
そこはかとない香り、
整然と咲いている藤の花を見ていると、
源氏物語に藤の名前のついた姫君が
みえたはず・・・藤の付く名前が付けられたのが
わかるような気がしました。
またそこから歩いて帰った道沿いにも、
藤の花が群になって咲いていました。
これだけ咲いていると、辺り一面に
藤のとても良い香りが漂っています・・・
畑の奥の杉は、まるでクリスマスツリーのようです。
2021年5月8日(土)
P.S.
源氏物語で藤の花の付く方は、「藤壺の宮」でした。
それから、もしかして昔の人にとっては、現在より藤の花は
身近な存在だったのでは?と思うようになりました。
そういえば、かんざしも藤の花が垂れて付いています。
他にないかしら?
ひな人形はどうだったかしらと思って、掛け軸の絵が
確か藤の花だったような気がして見てみました。
やはりそうでした!
着物の柄が藤の花でした。
お内裏様もお雛様もです。
他には?と考えて羽子板もありました。
かんざしが藤の花です。
昔は今より生活に身近な所に
藤の花があったようです。
いつから遠くなってしまったのでしょうか?
源氏物語には、桐壷帝や葵の上など、
他の花の名前も出てきます。桐も
桐のタンスがある位、桐の花や木は
昔もっと生活に身近だったと思われます。
バラやランなどの西洋の花が多く入ってくるようになって、
だんだん花の主流が移り変わっていったのでしょうか?
身近な花まで、時代と共にいつの間にか移り変わって
いたなんて、不思議です。
2021年8月28日