春を告げる猫柳
1ヵ所にまとめて植えてあった苗木の猫柳が
大きくなり、枝と枝とが重なり合って
手狭になってきました。
毎年きれいな花を咲かせてくれるので、
植替えることにしました。
根が絡み合ってしまって、離す時に割れて
しまったりもしましたが、何とか植替え
できました。
今まで寄せ植えのようになってしまっていた
時はコンパクトに見えたのに、1本で植えて
みると、とてもボリュームがあったので
びっくり!
風に吹かれて花穂も気持ちよさそうです。
猫柳は雌雄異株で、日当たりの良い湿地を
好み、以前は小川や河川などの湿り気の
ある土壌によく自生していたそうです。
通学路の用水路沿いに、猫柳が咲いていた
のを憶えています。でも今は殆ど見かけなく
なりました。
この猫柳は、花穂(カスイ・・小さい花の固まり。
猫柳に花びらはないそうです)が大きく、
花粉が黄色なので、雄株だと思われます。
華道でも春を告げる樹として、よく使われて
いるようです。
とても強い樹で、花瓶に入れておくとすぐに
根が出てくるので、挿し木で育てることが
できます。
2022年3月26日