タンポポ・アゲハ・クローバー

初夏のフィールドの生き物から

~日本タンポポ~
畑に生えていた日本タンポポを
(調べてみたら東海タンポポのようです)
増やしたくて、1株持って帰ってきて、
早速
鉢植えにしました。


タンポポについて、詳しい説明が
”雑草の話”(田中修著)他に載っていたので
まとめてみます。

日本タンポポは西洋タンポポに較べて
種が少なく重く、種ができるのは春だけ。
他の株の花粉でないと種子を作ることが
できない(自家不和合)虫媒花((受粉に虫必要)。
種子は落下した場所で秋まで発芽しない(夏眠)。

野原や昔からの畑や田の畔、山のふもとの
人の手が余り入っていない所で、ひっそりと
群れを作って咲いている。
西洋タンポポは1年中花を咲かせ、日本タンポポより
種子が軽く、風に乗って
広範囲に広がっていく。
3ヵ月で花が咲き、アポミクシス(無性生殖)
で種子を作れるので、虫のいない都会でも育つ。

1本のタンポポには種が200個位。

写真は在来種の日本タンポポなので、
やっぱり見るからに種の数が少なそう・・
試しに半分位取って数えてみました☆
たったの45個!1本だと100個位に
なるのでしょうか?
そのうちの何本が秋に芽を出して
根付くことができるのでしょう?

 

今日庭に飛んで来たアゲハ蝶☆

卵を産むところを探している合間に、
ラベンダーで吸蜜。
飛び去った後のレモンの葉に卵が5つ。

いつもここから羽化したアゲハ蝶は、
数日後に卵を産む為に帰って来ている
ようです。今まで何度かアゲハ蝶が
現れるなり、狭い庭の隅に置いてある
背が低いミカンや
レモンの鉢植えに、
低空飛行をしながら
ダイレクトに
飛んで行って、柑橘類の鉢
探して
飛び廻るのを見掛けました。
以前たまたま鉢の場所を変えてしまって

あった時には、元置いてあった場所
辺りを、何度も
上へ下へ飛び廻った挙句に
他を飛び廻って、別の場所にあるのを
見つけて産卵して行きました。

羽化して飛び立つ時は一瞬なのに、
どうやって3次元の場所を憶えて
いるのでしょう?とても軽くて小さい
体のどこにそんな能力があるのかと、
驚くばかり!

 

☆シロツメクサは下から咲く?
先日シロツメクサを見ていたら、
どうも花は下から咲いて、下から
枯れていくようです・・・・・

5月1日の様子

その中の1本の5月3日の様子。上の
方が咲いて、下の方の花が下がっている。


~野原~
野原の写真を見ても、一番手前の
花は下だけが白く、花の上の方は緑。
向かって左側の上の方まで白くなりかけて
いるのは、既に下の方が茶色になって
枯れかけています。

まだ咲き始めてまもないシロツメクサの野原


このてんとう虫が留まっている
シロツメクサも
まだ先始めたばかり。
下の方が白くて
とてもきれい☆
P.S.一週間後の写真

上の方が良く咲いている

下の方が枯れている
アップで(横から)

下の方が枯れてきている
(斜め上から)

(上から)

上の方が咲きかけているのがわかります。

 

~昨年の初夏に鉢植えにした野薊~
1年経って漸く咲きました!

まるで宝石のような白い花粉。

これは別の鉢の蕾から咲きかけているところ。
おしべに触ったら、花粉が出てきました!
以前そのような事が書いてある本を読んだ時に、
試したことがあったのですが、よくわかりません
でした。それでもう忘れていたのですが、
今日思い出してもう一度やってみたら、
白い花粉が出てきました!

そんなことになるとは思わず、花粉が出る前の
写真は撮っていなかったのが残念。


別の鉢の花はまるで色とりどりの
毛糸の玉のよう・・
蕾から咲き始めた頃の写真と比べると、
全然違う・・いつからこんな手
毬風に
なったのかしら?

これから咲く蕾はよく見ていようと思います。

花の下の葉はこんな感じ。
やっぱり葉はトゲトゲ☆

P.S.

昨年植えた時の様子(7月4日)

2ヵ月程経った時の様子(9月22日)

2022年5月3日

 

 

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