つばめの旋回

8月4日、畑の草を見に。
今年梅雨から初夏にかけて、
背高泡立ち草を一生懸命抜き取りました。
でもまた残った根から出た新芽が
沢山伸びています。

これではイタチごっこだなあとつくづく
思いました。

でも、折角皆なで一生懸命やったので、
秋になって
涼しくなったら新しく
また伸びてきた背高泡立ち草は、
畑の1区画ずつでも、きちんと対処しようと
思いました。

そんな中、上空を畑の鹿よけフェンスに沿って
何度も旋回してくる鳥がいます。
燕でした!
2羽の燕が草ボウボウの畑の上空を
何度もフェンスに沿って旋回しながら、
飛んでいる虫をキャッチしています。

同じ畑の中を飛んでいるトンボや蝶は
取らず、それより小さい虫(小さいので
何かが見えませんでした)
を何度もフェンスに
沿って廻りながら、空中でキャッチしています。
そして、時々空に向かって登って、
また大きく旋回して降りてきます。


余りにも上手にキャッチしているので
見とれていると、空中で旋回しているのは
草茫々のグリーンソイルの畑の上だけで、
お隣のきれいに耕してある草のない畑の上は
全然飛んで行きません。
草ボウボウの畑の上には、虫がいるようです。
別の場所の在来種の草がそのままになっている
畑にも、同じようにフェンスに沿って飛んでいる
別の燕がい
ました。
そちらの方もきれいに除草されて農薬が撒かれている
隣の田んぼには全然行きません。
でも、餌場を選んで狭い区画の中だけで虫を探すのは、
燕にとっても無意識にストレスが
かかっているのではないかと
思いました。
渡り鳥として、中継地の河原で夜休む為の葦が
減り、子育ての場所でも餌場が減り、燕の数が
激減しているのも無理はないという気がしました。

2023年8月11日

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