春の七草

仏の座
(春の七草ではない)

 

お正月に七草粥のセットを頂きました。
レトルトのお粥と春の七草のパッケージが入っていました。
何となく、体に優しそうなセット☆
この機会に、春の七草を調べてみる事にしました。
芹、ナズナ、母子草(ゴギョウ)、ハコベ、仏の座
(子鬼 田平子)、スズナ(カブ)、スズシロ(大根)。
よそ行きの顔をしてきれいに詰められているので、
いつの間にか野菜を見るような目で見ていたのに、
そういえば草でした!

それなら自然の七草を摘んで来て、七草粥を
作れないかしら?
この中で、慣れない名前はスズナ、スズシロ。
でもそれらはカブと大根の事でした。
他には・・・、「仏の座」のカッコ書きに
(子鬼 田平子)、と書いてあるのが気になりました。

「仏の座」に、子鬼 田平子なんていう別名
あったかしら?確認すると、春の七草に入っている
「仏の座」は、現在「仏の座」と呼んでいる草とは
違う草ということがわかりました。

子鬼 田平子はキク科で、昔から「仏の座」とも
呼ばれていたそうですが、今正式にその名前で呼ばれて
いるのは、シソ科の全く別の草で、よく見かけますが、
美味しくなくて、食べることには向かないそうです。

春の七草の「仏の座」である方の(子鬼 田平子)は、
写真で見るとタンポポの花びらを少くしたような
花が咲く草。畑や田んぼの畔で良く見かけていた
ような気がしました。
でもよく似た(鬼 田平子)や(藪 田平子)など、
他にも(田平子)の種類が幾つかあるようなので、
見分けがつくかどうかちょっと心配です。
元来春の七草粥は、陰暦のお正月7日に食べていたもの。
今のお正月ではまだ早過ぎて採れないそうです。
2月に入ったら畑や田んぼで探してみたいと思います。

2021年01月03日