今年のシジミ蝶

去年の10月25日に「シジミチョウパート2」を
「日々是好日」に掲載致しました。

 2020年10月25日掲載写真
 

駐車場で荒地花笠(バーベナ)の廻りを
チラチラ飛んでいるシジミ蝶のブログでした。
実はその後、11月頃に、家族がいつの間にか
駐車場の生垣を剪定してしまい、
生えていた草を全部刈ってしまいました。
玄関を開けた途端、(何か変、スッキリしてる・・?)
と思ったのも束の間、(アレッ、何もない!!)
急いで荒地花笠が咲いている所を見たら、
きれいにありませんでした。

シジミ蝶も全くいません。

もう寒くなってきていた時期だったので、
(もうすぐシジミ蝶も見られなくなる。
また3年目の来年も続くかしら)と思っていた矢先でした。
しかも荒地花笠は丁寧に、根まで抜いてしまってあります。
これでは来年荒地花笠が咲かなければ、シジミ蝶も来ません。
今年だけでなく、来年まで・・・
がっかりしてしました😞

・・・今年・・・

予想に反して、春のある日。
車から降りた時に、荒地ハナガサの茎が
伸びて来ていることに気が付きました。
(アッ、荒地花笠が出てる!)
しばらくすると、シジミ蝶が来ていたので、
よく見てみると、既に小さな花まで付けていました。

数えると8本。昨年抜いてしまった時に、
既に種が落ちてたに違いありません。
ランダムに落ちた種から、
レンガとレンガの間に入った種が、
ちゃんと芽を出したに違いありません
やっぱり野草、しかも外来種です。
今日は久し振りにお昼頃から晴れました。
シジミ蝶は時々クロスしながら、
仲良く8匹で飛んでいました❣
昨年より多い位です☆

P.S.
シジミ蝶がこれだけいるなら、
多分ここで増えているのではないかと思い
幼虫の食べ物を調べてみたらカタバミでした。


     カタバミの葉

カタバミなら生えていると、
カタバミの写真を撮りに行って気付いたのですが、
上の写真は唯一の葉の形が残っていますが、
他はこんな風に葉が殆ど食べられてしまって、


ほぼ葉がなくなっていました。いつの間に・・・。
カタバミは今まで葉がよく繁っている
イメージだったので、びっくりしました。
今いるシジミ蝶が、幼虫時代に食べたかも
しれません(後日談参照)。


グレコマ(斑入りカキドオシ)の間から
食べられて葉のないカタバミの茎だけが出ています。

シジミ蝶の種類について。
昨年のブログでは何シジミかわからず、
瑠璃シジミでしょうか?大和シジミでしょうか?と
書いておりましたが、
今調べて見てみたら、大和シジミのようです。

「瑠璃シジミの目は黒く、大和シジミの目は褐色。
大和シジミは羽の付け根近くに斑紋があり、
瑠璃シジミは斑紋が分離している。羽の裏の黒い部分の幅が
瑠璃シジミより狭い」。   

 羽の裏側の黒い部分の幅が狭い

やっぱり駐車場にいるシジミ蝶は大和シジミでした☆

2021年8月22日

後日談(2021年8月28日)

あれからカタバミのある場所を気を付けて見ていました。
そうしたら、私が気付いていなかっただけで、
シジミ蝶は毎日カタバミと荒地花笠の間を
行ったり来たりしていました。
やはり大和シジミはここで生まれていたようです。