メダカとドジョウ を放流


メダカとドジョウの続編が中々
書けなかったので、申し訳ないことに
ダイジェストに
なってしまいました。

10月8日に関ヶ原にドジョウとメダカを
持って行きました。

ドジョウは放すつもりでしたが、
メダカは増やして来年
放流したいと思い、
また
持って帰ってこようと
思っていました。

関ヶ原の事務所に着いて、この辺りにどこか
メダカを放流できそうな
無農薬の用水路が
ないかを聞いてみました。

豊田で聞いた時は、そういう田んぼは
全く心当たりがないと言われてガッカリ
したので、
関ヶ原もダメかな?と思って
いたのですが、

「事務所のすぐ裏の溝がいいですよ。
あそこは伊吹山から直接きれいな水が
そのまま来ているから、何も入って
いないし、魚もいます」と意外な返事☆!

「えっ、あそこに魚がいるのですか?」
コンクリート造りのどぶだったので、
きれいなイメージではなかったのです。

「います。結構いろいろいるみたいです。
Tさんがよく事務所の窓から魚を見てます。
小さいのも少し大きい魚もいます。
ザリガニもいます。
この間は亀もいたと
言ってましたよ。」

「えっ、亀までいるんですか?」
灯台元暗し。
「でも、コンクリート造りじゃないですか?」

「いいぇ、途中から自然の溝みたいになって、
葦も繁ってます。」
「それならいいですね☆」
人目を気にせずに放流できるし・・・早速決まり。
手伝ってもらって長靴で溝の中に入り
ました。ところが
ドジョウだけ
捕まえようとしても、ヌルヌルヌルヌル、
(掴んだ!)と思っても、すぐに手から
すり抜けてしまって、全然捕まりません。
以前見たことのあるドジョウ掬いの踊りが、
漸く納得できました

何度やってもうまく捕まらないので、
一旦メダカを別のバケツに入れ変えて、
ドジョウは
水槽の水ごと放流することに
しました。

漸く水槽から出た3匹のドジョウ。
アッと言う間に、葦や水草に隠れて
見えなくなってしまいました。

メダカはまた入れ替えて、持って
帰って来ました。

今日もまた長旅だったメダカ・・・。
大丈夫かなあと、帰ってすぐにえさを
やったら少し食べたので、ホッとしました。
ところが或る朝。
見に行った途端、素早く藻の下に隠れて
しまい、それっきり出てきません。

餌を食べる様子も全くありません。

バラバラでボーッとしているメダカ
家の人から、
「よっぽどメダカは怖かったんだわ。」
と言われ、ドジョウを放流の際に、
メダカがいる事を忘れてて、極端に
怖がらせてしまったんだと漸く
気付きました。後悔しても手遅れ。
それ以来、いつ見に行っても事前に隠れて
しまって、餌を食べて
いるのか、
いないのかすらわかりません。
7匹共水中でバラバラ。ボーっと一日中
放心状態。
仲間と群れたり、ドジョウと一緒に
元気に水面に上がって来て、バクバク
食べて
いたのに・・・。

      元気だった頃
不思議なのは、殆ど食べている様子が
ないのに、朝餌をあげて夕方見ると、
水面がきれいになっていることです。

(見ていない時に少しは食べているのかしら?)

2~3日経ったある日、水中でとうとう
メダカが
一匹死んでしまっている事に
気付きました。(
心配していた事が・・)。
それから2、3日してまた一匹。
なぜかタニシが引っ付いています。
(何をしているのかな?)
食べているようです。

(タニシは草食じゃなかった!
雑食?)

メダカはとうとう5匹になってしまいました。
それから2,3日後、また水面にタニシが
浮いて
餌の乾燥の赤虫に引っ付いて
いました。(タニシが残った餌の赤虫を
食べていた・・・)。
全然気付きませんでした。
タニシがメダカの餌を食べていたなんて。
ずっと緋メダカを飼っているのに・・・。
でもタニシのお陰で、水槽の水が
汚れにくく、
怖がっているメダカの
水を頻繁に代える必要がありません。
タニシはわざわざ入れたわけでは
ないのですが、水草や藻についていたらしく、
春から寒くなるまでどんどん増えます。
緋メダカの水槽も、緋メダカより圧倒的に
タニシの数の方が多く、まるでタニシの水槽
のようです。(どうしようか?)と
思っていたのですが、今後はタニシも
大事にしようと思いました。

10月23日。
関ヶ原に仕事で行く時に、ドライブに
耐えられるかどうか心配でしたが、
この機会を逃してはと水を減らして
また車に積み込みました。
着いた時に何とか元気だったので、ホッと
して、早速ドジョウと同じ溝にメダカを
放流しようと、溝の中で水槽を傾けました。
ところがドジョウと違って、水槽の中から
外の様子をうかがっていて、中々外に
出ようとしません。
少しずづ水槽の水を溝に流し出して、
漸く出ると、今度はその場でじっと
したまま、辺りの様子を伺っています。

少し見えづらいですが、中央に1匹います
一体どこにいるのか、わからないようです。

少し経って、漸く1匹がそろそろと泳ぎ
始めました。

2匹一緒に泳ぎ始めたのもいて、
残った5匹全部、無事自然の中に
帰って行きました☆

水すましの影です(写真下の丸い影)

それから1週間位は、緋メダカに餌を
やる時、黒メダカのいた場所を通るたびに、
(戻したんだった!)と、
ホッとしていました。

今また、別の黒メダカが家にいます。
知り合いの造園屋さんが、とても大きな
雨水の水槽で、
以前からメダカを
飼ってみえたのです。

たまたまドジョウとメダカの話をしたら、
「それなら家に一杯いるからあげますよ」と
言われて、
後日用意して下さったのです。
そういう訳で、30匹程来てから10日位
経ちました。

スズメが水浴びするので、
木を渡してあります。
樋の水を入れています。
来た時はすぐ藻の下に隠れていましたが、
少し慣れて、隠れないのが増えてきました。

漸く落ち着いてきてくれたようです。
餌も食べています。

ゴミのように浮いて見えるのは餌
底には砂、水藻と水草を入れて
ビオトープ風。
タニシも入れて仲良し。
枯葉も落ちたりして、冬越しは万端。

来春増えたら、放流するつもりです☆

2021年11月23日